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向上心を持ち続けるために・・・。

友人とよく話す、学校とは・・・?という話。

向上心について考えた。
もしも私に、少しでも向上心があるとすれば、それは、母校の高校のせいかなあ、と思う。
少しくらい何かができても、誰か自分より必ずできる人がいたから、少々何かを習得しても、まだまだ上手な人がいる・・・、とばかりに、得意になる暇もなかった。

好きだと言うことはできても、誰かよりできる・・・、という風には考えられない。
そこそこはできてもプロではない。
音楽然り、お料理然り、洋裁然り。

周りがよくできたら、一生努力目標があっていいのかもしれない・・・、とも思う。
でも、どこかで、ゆったりほんわかした時間を大切にするのも大事なことだと思う。

昔こたつを囲んで、化粧水や乳液の匂いをさせて、潤ったお肌を見せながら、ニコニコ笑っていたおばあちゃんと一緒に夜更かしして大人の映画などを観ていた頃を思い出す。
母は少々うるさかったけれど、おばあちゃんはさほど勉強にうるさくはなくて、
女の子が、こういうこと(リリアンなどを編んでいた。)をしてるのを見てるのはええもんや・・・、などと言っていたのを思い出す。
このおばあちゃんには、ある種の武勇伝があり、決して笑ってすまされないような発言もあるものの、一生を大阪で過ごした人だなあ・・・、と思わせられる面があり、深刻なところでも、ふふっと笑うことを忘れていなかった。

一方で、出世して、おばあちゃん、養うてなー、と女の孫に言うような女系家族でもあり、でも、いわゆる女の子らしいところを見ても、喜んでいるような人だった。
決め決め真面目の母だけではなくて、このおばあちゃんの血を引いている、と思ったら、ちょっとホッとする自分がいる。

公開:2022/02/19 最終更新:2022/02/19
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