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夏期講習が終わりました!ーと共に面談をして時間割を組みます。

なんだか今年の夏期講習はなかなか終わらない感じでした。
いつも始まったらいつの間にか時間が過ぎていき、ああ、もうこんな時期!?と思うのに、今年はなかなか8月が終わらない感じでした。
これは充実していたということでしょうか?なんと言ったらよいのでしょうか?
確かに例年よりしっかり勉強している様子が見られた感じがします。

今日はいくつか面談をしました。
2学期ちょっと足した方がよいコマがあり、ご本人と保護者の方のご意向をお聞きして、詰めるためです。
アッサリ終わって、後は進路についてのお話となりました。

大学受験というのは大ごとです。
下手すればその後の人生を変えてしまいます。
大学に入るか入らないかで大きく変わってきます。
そういう時期に一緒にいるのだなあ・・・、と今日はつくづく思いました。
なんにも確実なものはありません。
仮にA判定を取り続けたとしても当日同じように実力を発揮できるか?というとそれも確実ではありません。
その確実でないところを確実にしていくのが受験勉強です。
それに、この時期を一生懸命に勉強して合格しても納得、不合格でも一生懸命やったという充実感は残ります。もちろん私たち講師は合格するために最善を尽くします。
でも、この時期をいい加減に過ごしたとしたら、思う大学に行けても、ありがたみもありません。行けなければ一生そのことを悔やむ人のなんと多いことか。
自分の受験は自分で終わり。
その時の思いと一生どう付き合っていくかというのが課題となります。
努力するのは当たり前。でも努力すれば入れるというほど甘くもありません。
そもそも自分の力だけではなんともできないこともあります。
周りの協力がなければ。受験だって一人ではできない。
そういうとき、周りへの感謝の気持ちのある人は強い。

ちょっとしたことでもありがたいと思うのと、何でもかんでも不足不満に思うのとでは、結果が全く変わってくるのは必然と言えましょう。
学校の先生も大変な時期を迎えられます。生徒と同じ。先生は何十人もの生徒の内申書を書き、進路指導をされます。
そのことにちょっとでも思いを馳せられる人は強いのです。
なんで○○してくれないのか?と思った瞬間、自分のエネルギーは削がれます。
それよりも、いかに自分が工夫し、どうすれば頑張れるか?そういう自分を少しでも成長させることのできる人は強いのです。
そういう考え方ではなく、受験というものがドライになって来ている今だからこそ、誰もそんなこと考えそうにないからこそそこに気付いた人は強いのです。

長年、受験指導をしてくると、受験に強いタイプというものがあると思わされます。
それはほかの先生もおっしゃることです。学校現場の先生はもっと知っておられるのではないかな?
それほど実は自分の勉強だけではなくて、ちょっとした気持ちの持ち方が大きいのです。

目の前にある成績表を見て、いつもため息をついている人と、弱点がわかってよかった、と前向きに取り組む人とでは、同じ数学を解いていたとしても全然取り組む時の入り込み方が違うことがわかりますよね?
前向き、そしてしっかり受け止める、ということは大事です。
安易なポジティブ精神とは違います。

まだ間に合う2学期だからこそ、ちょっと自分を振り返ってみてくださいね。

公開:2023/09/02 最終更新:2023/09/02
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