テキスト選定の日々です。来年の大学受験に向けて。ー国公立理系クラス
冬期講習の時間割を組む前に、テキストをあれこれ考えている私。
これは毎年同じというわけにはいかなくて、期末考査の結果を見ながら、まだまだどうするかは未定とは言うものの、それでも普段の様子から、これがいい、と思われるものは選んでいます。
絶対に難関大に入れます!と言っている文系の生徒を除いて、来年は国公立理系男子ばかりの受験になるので、高2の今から徹底的に基礎固めをしなければなりません。
最後の一年頑張ればなんとかなるという時代は終わったようです。
抑えの私立大学も一気に難しくなった年がありましたが、理系もなかなか。
そうそう簡単ではありません。
今年のうちに数学と英語は少なくともしっかり固めておかなければ来年になれば焦るし、今のうちにやっておいてほかの教科に注力するべきです。どちらもコツコツ継続していかなければならないのは当然ですから。
先日、結構分厚い英語の問題集を4冊揃えました。
これは今年の大学受験の生徒さんに使ってみたら、とんでもなく使えたのです。
あまりにこれでもか・・・、と分野に分けて、あっちこっちから攻めてくる問題集で、なかなかマニアックであると開校当初からテキスト会社の方から説明されていたテキストです。
そのいろんな方向から攻めてくるところが、私は教えやすく、とっても気に入っています。
この4冊で、まず、大学受験の文法を理解し、定着させるには十分でしょう。
出題するところをうまく拾い集めた予備校本で、そこだけ集中というのは詰込みにはいいのですが、それでは結局遠回りになってしまうし、購入しなければならない教材も結構たくさんになります。
そちらのテキスト会社さんのテキストは、結構問題がたくさんあって、コアな部分の理解に強いと思います。
何でも慣れればいいというものではなくて、しっかり理解、ということが大事です。
奇を衒わない、テクニックに依存することのない、どこに行っても通用する英語を伝えたい。
文法的な意味を揺らしつつ、解釈できるようになるにも、やはり文法の力がしっかりついてのことです。
今のうちにやってしまおう!
一方、大学受験の過去問と毎日にらめっこの季節になりました。
答えだけあっても、解法がわからなければならないので、私は数学の過去問の解答集を作っている感じです。
それが・・・、とっても面白いのです。
ハマってるやろ・・・?と自分にツッコミを入れております。
数学というのは、言われていることがわかれば、とっても面白い。
実は数学的センスは、国語を解説するときに、特にロジカルな部分で役立ってくれています。
私と数学や物理との親和性は、以前から理系の方々のご指摘をいただいていましたが、毎年少しずつ確実に進出しております。
国語の時間になると、まるで空気を吸ってるみたいに、手ごたえなく、いえ、逆に癒され、いえいえ、英語くらいが今は自然に楽しいかもしれません。
国語を教えるのは空気を吸っているようなもの。
古文も英語も空気吸ってるみたいに読む・・・、と言われてきましたが、いつか空気吸ってるみたいに数学解ける日が来るのでしょうか・・・?
それはありえないと思います。
数学という教科の性質上。
ただ、毎年使いこなせるものが増えていく実感はあります。
とはいえ、先日、私は、大問を解いていて、途中小問に出ていた条件を読み落とし、これ、どうやって解くの?と結構長い時間過ごしていました。
明らかに演習不足です。
生徒に謝りました。ごめんなさい。
ということで、私は今年の冬は数学とも仲良しです。