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中学三年生から高校一年生に上がるときの、指導者側の気持ちの変化がおかしいということ。

めでたく、2021年度を終了させていただいて、今日からは2022年度になります。
こんなことを意識したのは今年の高1生の春期講習を3月で終了するように努めたからです。
一応、3月で区切ってみよう、と思ったのです。
ほかの学年は、まだ続いています。始業式が始まるまで続きます。

そして、そんな折に現れた、昨年高校に入学したYくん。
その彼に、私はバシバシ高校英語を教えていて、なんで、中三生の時は、あんなに気遣いながら遠慮しながら指導していたのに、高校生になったら、いきなりバシバシ難しいことを教えて平気なのだろう・・・?と思ったのです。

たしかに、かつて、櫻井先生は、高校部になった途端、急に厳しくなった、と表現されたことがあります。
でも、いったい、この私の指導に対する気持ちの変化は何なのだろう・・・?と思っています。

一応、大学に行くことを目指してここにきているのだろう・・・、という思いもあるにはあります。
でも、先日まで、こんなことを言っても理解できるかな?と思っていたようなことを平気で語っています。

古典文法など、一からだいたい一学期の中間考査までの範囲は終わってしまっています。
数学だっていい調子です。

あまり生徒さんの能力を制限して見ないようにしているつもりではあるけれど、私は、この時期、本当はもっと難しいことを話しても大丈夫なのに、意外に彼らのことを中学生だ、という思い込みでお付き合いしているのではないかなあ・・・、と気付いたりしています。
毎年勉強です。

公開:2022/04/01 最終更新:2022/04/01
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