便利な私・・・?「うん!」って答える!?Yくんのおもしろい質問。
先日からお休みしていた分の振り替えなどで、いつもよりもたくさんお目に掛かっている、高校生Yくん。
彼が、先日から、中間考査対策に来ているのだけれど、物理や化学ばかり、それから若干数学の質問ばかりしていたけれど、今日にいたっては、現社。
私はいいけどさあ、あなた、私から国語や英語を学ぼうという気はないの?
と言うと、
今日は現社教えてください・・・。
となった。
いいよ、私は。社会好きだし。でもさあ、国語のチェリーで、この期に及んで、現社ですか・・・?
評論などを聴く気はないのですかね・・・?
とはいえ、先日、彼には、「鴻門之会」を結構深くやったし、まあ、いいかな・・・?
その間に現代文もあったと言えばあったし・・・。
英語の長文の英文和訳の質問もあったから、まあ、ねえ。
で、いきなり出てきた質問は、
先生、硬性憲法というのは何ですか・・・?
それはね・・・。
じゃあ、軟性憲法は・・・?
あれこれ説明。
判例法などの説明もしてしまった後で、私は、それは憲法改正がしやすいかどうか、という点だけ考えた方がいいな、と気付いて、それを説明。
その後いくつかの説明をして、そこで、厭味ったらしく、
あなたたち、便利でしょ!?
と言ってしまう。
中学生男子や高校生男子が数人いる場面では、絶対言ってしまう。
英語を勉強していて、単語が出てこない、何やったかなあ・・・、なんてつぶやかれて、思わず答えてしまって、しまった!
というときにも言ってしまう。
自分にとって、予想外の教科の質問を受け、それに答えた後に、いつも言ってしまうイヤミ。
私よりもずっと性格のよい彼らは、ええ、とニヤリ。
これが女子だと、それに何と答えればいいのか・・・、と言ってくれるのであるけれど、私は男子たちにとっては、勉強面での母親みたいなものだと思う。
まるで母親がキッチンで夕飯作りながら、ダイニングで勉強している子供に応えているノリで彼らは質問しているようである。
わからないことを、自然に、率直に。
恥ずかしいとも思わないで、ときに私に、あれこれ言われながら・・・。
便利さで言えば、掃除や洗濯や食事を作ったり、洋服縫ったりしているのが、中身が勉強になっただけで、
やっといてあげたよ。便利でしょ・・・?私。
と言っているのと、何ら変わりがない。(笑)
自分でも、一言言ってしまう自分がおかしいけれど、どこかそのノリと似ているな・・・、といつでも思ってしまう。(笑)