共通テスト 第一日目
とうとうこの日が来てしまった!
朝、雨でホッとする。
大雪ではないとは思っていたけれど・・・。
今年の生徒さんは、どちらかと言うと熱血タイプ。
一発かましてきます!などと言い出す子もいるので、どう落ち着かせるか?と考えていたので、この雨はある意味好都合だった。
ピーカンの晴れだと、なんだかやるぞ!と力が入りすぎてしまいそうで・・・。
だから、ちょうどいい。
それぞれにちょっとしたアドバイスともいえない一言を入れたラインを送ったら、ちょうどいい返事が返ってきた。
今年は、自分でもさながらだった。
昨日、特に肩に力が入っているわけでもなく、ただただ精一杯やった、という気持ちだけはあった。
あとは、それぞれがそれぞれに合った方向に進んでいくことになるだろう・・・。
それに対応するのが私たちの仕事。
朝から教室では先日できなかった模試を中三の生徒たちが受験していた。
私はと言えば、二階の自習室で、ちょっと仮眠、と思っていたら、どんでもなく夢を見るほどに眠ってしまっていて、いかに疲れていたか?ということがわかった。
その間に、新しく入られることになる方からお電話があった。
でも、気づかなかった。
その後、お電話があった。
高校受験のときにお姉ちゃんが通ってくださっていた、その妹さん。
久しぶりにお母さまのお声を聴いて、なんとも懐かしかった。
チェリーも、前を向いて歩いている。
私の意志だけではなくて、教室が、入ってくる生徒さんのカラーに合わせて変化し、成長してくれる。
今日、模試の間、そうして私が眠っていた間に、ちょっとした出来事があったらしいのだけれど、まるでお家にいるときに、子どもがママが眠っている間にやっといたよ!というみたいに、処理してくれていた。
正直、ああ、この子たち、成長したなあ・・・、と涙が出てきた。
嬉しかった。
だから、この仕事、絶対にやめられない。
死ぬ瞬間まで、授業をしていたい、と思わされた。
そう、共通テスト第一回のこの日に・・・。