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数学の一問ー一つのことをしっかりやることとそこから身に着く力

数学の一問を、しっかり解いてみる。
そのときに、諦めずに、どこまでもあれやこれやと考えているときの、その過程には喜びがある。
そして解き終えたとき、なんとも言えない達成感がある。

実は、洋裁などをするとき、どうしても縫い方が理解できなくて、でも、そこを乗り越えて、わかったときも、根気強さが求められる。
私はかつて数学で使った力を家事でも応用してきた。
わかりにくいレシピ。
ときに失敗するけれど、次にはうまくできるように・・・。
思考錯誤の連続。
一生懸命にやっていれば、そこかで解決の糸口というものが見えてくる。

数学も、何度も失敗する。
わからないなりに解いてみる。
高校時代、わからなければ前へ進めなかった自分に言ってやりたくなる。
とりあえず、やってみ・・・、と。

とはいえ、かつてもやっていたから思い出すわけで、できなかった思い出ばかりを思ってしまうけれど、どれとして、初めて、というものはなく、思い出すのにしばし時間が掛かるだけでもある。

しばらくやっていなくても、久々に作るお料理も、そうそう味を外すわけでもない。
ただ、ちょっぴりタイトに決まらないときもある。

何でもそうだと思う。
思考錯誤しながら、諦めずに前に進む力。
手っ取り早い方法もいいけれど、いつまでも残る力を身に着けてほしい。

数学一問を解くのに集中することをたくさんやってきた人は自信ももてるだろう。
それはほかの分野にも応用できる。
そして、それができたことを本当の意味で身に着けた人は、別に人の力のことなど気にならないんじゃないかな・・・。

公開:2022/07/02 最終更新:2022/07/02
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