明るく照らす一筋の道に向かって・・・。
昔から、なぜか灯台に心惹かれる。
道しるべだからかな?
どんなこともそうだけれど、一本の光の筋を見つめて、それを信じて進んでいく・・・、というのは、何にでも通じることだと思う。
確かなことなんて何にもない。
何をするにも、初めてのことには不安があるし、不確かな中を手探りで歩いていくことには変わりない。
私は、この不確かさをこよなく愛するところがある。
決まり切った、わかり切ったことをしなさい、続けなさい、と言われたら、退屈するかもしれない。
でも、一つの仕事をし続けて、工夫を続ける、ということにはできるだろう。
どんな単調なことにも工夫はできる。
ただ、どうなるかわからない不確かさを確かな結果へと導いていくことが、何よりも楽しい。
だから、よく経営者が、創業時代のことを、一番幸せだった、とか、なんとも言えない充実感があり、しあわせだった、という気持ちがわかる。
結果が出たから、ともいえるけれど、受験もそうだ。
不確かで、合格するとは、仮に模試の結果から、絶対に大丈夫、という件内に入っていたとしても、それは当日が来て、受験をして、合格発表があるまでは確実なものにはならないのである。
だから、その不確かさを通って、結果を出したときに、人は相当に自信をつけることができるのだと思う。
それに、仮に合格でなくても、逃げずに、死ぬほど頑張った経験というのは、人生の中で大きな糧となるはずである。
公開:2022/07/11 最終更新:2022/07/11