春です。入塾、復帰はもちろんのこと、転塾も休塾もあって当たり前だと思います。
昨年、ああ、この生徒さんは残るべきだなあ・・・、と思った生徒さんには、ある意味説得をし、保護者の方ともお話をし、大義名分を作って優遇措置もし、予備校部に通ってもらい、見事大学に合格された。
今年も危ないけれど、しっかり合格された生徒さんがおられた。
遠方に通うことを考えて、もし新しい環境に旅立ちたければ、そうしやすいように、春の授業を組んでいた。
高校に進学するということは大きなことで、15歳の初めての試練を乗り越え、新たな自分へと挑戦する姿が合ってもいいと思っている。
一方、やはり一学期の中間考査で、ある程度点数を取っておいてもらいたい、という気持ちも大きい。
なんだかご自分の気持ちがシャンとされない感じの生徒さんがおられた。
お母様ともお父様ともご本人ともお話していたけれど、今の状態で続けられるのは、ご本人の意志に反するような気がしていて、そういう時は、指導していてもあまり効果が出ないことを知っていたので、そのお話をしていたけれど、結局、その生徒さんの意志が通った形となった。
いつでも戻ってきてくれたら嬉しいとは思う。
でも、それは今ではないのだろうと思っていた。
きちんといろんなことをきちんと自分で経験してみて、それから決めるといいと思う。
塾とだって出会う時期がある。
今、新しく入られた生徒さんの指導をしていて、ああ、今出会うべきだったのだな、と思っている。
みんながいい出会いができますように!
公開:2022/04/22 最終更新:2022/04/22