本日、冬期講習最終日!ー数学を解いてばかりいた日々でした!英語長文も、そして国語も。
今日で17日間の冬期講習が終わります。
正直講習前に時間割を組むまではこんなにタイトなスケジュールになるとは思っていなかったのです。
それがやはり今年も中三生が、毎日来たいと言ってくれて、私は俄然張り切ることとなりました。
塾の講師の一つの役割として、生活を楽しんでいなければならないなあ、ということがあります。
勉強したって、大人になって、楽しくないかもしれない・・・、と思われては大変です。きっと勉強するということは楽しい未来につながっている、と思ってもらいたいのです。
だから、私は生活をしている自分を見せるようにしています。
とはいえ、スーパーなどで会うと照れるので、まあ、それは・・・。(笑)
たくさん本を読んで楽しそうにしているところ。
問題を解いて面白そうなところ。
毎日の生活を楽しんでいる様子。
友達とのあれこれ。
大人になってもきっと楽しい生活が続くだろう・・・、と少しは希望をもってもらいたいのです。
この冬は、楽しく数学を解いていました。
それが中3の数学オタクな男子たちや、私、そして高2生の面々は、それぞれ取り組み方が少しずつ違ってはいるものの、とにかく数学の問題を相手に、鉛筆を持たせたら、ひたすら問題に集中!
誰も周りの人間のことを考える余裕なしなし。
そんでもって、解けたら一番大騒ぎしているのは誰あろう、私です。
できたー!ヤッター!
と大騒ぎ。
正直、この冬、私は以前よりも少々数学の問題を解くのが好きになったし、得意にもなったようです。
昨夜は、生徒と三角関数の、加法定理にのめっていて、つい、
理屈やなあ・・・。めちゃくちゃきれいやん!?この数式・・・。
と何度目かの感動することしきりでした。
朝から家事をし、料理をし、お弁当を作り、生徒の前で、ちょっと時間ができれば本を読み、英文や国語の文章を読んで、ときにケラケラと笑い出し、感動して、泣かんばかりになるところを生徒は見ていて、新しく入った生徒たちは、私を観察して、それこそ面白そうにしています。今までからいる生徒は、慣れていて、驚きもしませんが、まだ入ったばかりの生徒さんは、本当に面白そうに観察していて、よく目が合います。
教師は、あまり完璧であってはならないなあ、と思うときもあります。
抜けているところも、間違うところも見せて、気持ちをオープンにしてもらうことができたら、勉強する気にもなってもくれますし、ひとたび安心してもらえたら、その後厳しいことを言っても通るようになります。
ゴミ当番に出掛けるところも生徒は見ています。
宅配便の方たちとのやり取りも。
勉強していることが机上の勉強だけではなくて、将来、自らの生活を楽しくすることにつながるのだ、と強く信じてもらいたくて、私は周りと仲良くすることも努めています。
実際、周りの方々の協力がなければ、私たちの仕事は成り立ちません。
今日の最終日に、中3のクラスで、国語の過去問を解いていたのですが、出題されている問題が私は大好きでした。
その問題のせいで、私は、その原作を読みむことにし、いい話だなあ・・・、と感動したことを思い出しました。
今日は、順位が変わりました。
新しく入った生徒さんが一番点数が高そうだな、と採点しながら思っていたのですが、最終的には、コツコツ頑張って来た女子生徒が、一番良くて、とんでもない点数でした。
やはり努力に勝るものはありません。
彼女は、国語ができないから・・・、と言って入塾した経緯のある生徒さんなのでした。
教室に来て、国語の評定も上がりました。
アスリートな彼女は、あと2か月、まだまだ大きく成長されるでしょう。
合格を目指すのはもちろんですが、合格後の生活を思いながら、入学しても大丈夫なくらいの、しっかりした学力をつけておいてほしいと思っています。
お母さまが言っておられました。
櫻井先生みたいに、いつまでも勉強を楽しんでもらえたら、なんて。
ちょっとこそばゆい気もしますが、そんなお言葉に励まされて、3学期も頑張ることにいたしましょう!