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生徒さんに借りた本を読みました💛

わりとよくあることですが、生徒さんがお気に入りの本を貸してもらって読むことがあります。
今回は、まだご本人は読んでいなかった本でした。
どうも最近、話題になっている本のようで、しかも、作者の作品が中学校の国語の教科書にも掲載されていたりして、楽しみにしていました。
最初は、なんだか軽めの、いかにも虚構という感じがして、あまり入り込んでいかなかったのですが、最後には泣いてしまいました。
主人公にとって、とんでもなく大切な役割をする森宮さんのことを思って、私は最後にはじんわりと来て、泣いてしまいました。

ああ、こんな作品もあるのだなあ、と感心しました。
教科書に載っているお話も大好きで、しかも男子生徒の気持ちの描き方がなんとも素敵な方です。
作者の瀬尾まいこさん。

森宮さんの、普通なら考えられないようなシチュエーションでのしあわせ。
なんでも常識的に考えるのは古いのかなあ・・・。
現代人を、どこか軽佻浮薄に考えがちだけれど、もしかしたら、意外に、こういう人いるのかしら?と考えてしまいました。

価値観が多様になり、いろいろな物の考え方をする今の時代だからこそ、こういう小説が、はっと目を開かせてくれるのかなあ、と思いました。

公開:2019/07/18 最終更新:2019/07/18
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