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自分の経験的にいじめへの対処?ー高岡の個別指導塾&相談室のチェリー・ブロッサム

あまりこのHPの方では書いたことがなかったように思うのですが、私自身、娘の結構壮絶ないじめを経験してします。

そもそも私が他県から来たこともあり、価値観が違うということもあったのでしょう。
最初は札幌の小学校に入学し、4か月ほど過ごして、高岡に帰ってきました。
その時の先生も、合わないなと感じていたのでした。
どうも教頭先生には良くしていただいていたようで、

今日ね、教頭先生が、水槽に○○が入ってしまってどうしようかな?と言ってたから、私、○○したらいいんじゃないですか?って言ったんだよ。そしたら先生そうしてみて、うまく行ったんだよ!

などと報告してくれました。
私もどこかちょっと変わっているところがあるらしいので、娘が何かあると、自分のせいではないか?と思い悩んだものでした。
私の良くないところは、どこか母親としての視線もありながら、自分が育てていただいた教育現場で働く人を見る目をもっていたことだと思います。
自分がそれこそ一生懸命だった教育の世界に自分の子どもを専業主婦として送り出すときには結構葛藤もありました。

小学校を三つ経験した娘は、二つ目の学校は特にちょっと行きづらく思っていたようでした。
卒業した時には、

私は三つ小学校に通ったけれど、この学校が一番好きでした。

と発言していましたから。

強い娘なので、私に弱音を吐くことはありませんでした。
強いというのは私よりも友人たちの方が感じていたようで、

あの子強いもん。赤ちゃんの時から強かったもん!

と言われるありさまでした。
強いと言えば、誰かをいじめるというようなことはないだろうなと思います。

ただ救いは、本当に辛いことを娘はちゃんと私に報告してくれていたということです。
学校にご迷惑をかけたのかと心配して電話した時のことでした。
そのことを担任の先生は、

普通は学校で怒られたとか都合の悪いことは親には言わないものなんです。でも、〇ちゃんはお母さんに話したってことは、お母さんといい関係だということなんです。

などとまるではぐらかされたようなお話になったことがありました。

中学二年生のころの家庭訪問のとき、息子の担任の先生と話していたら、ピンポーンと玄関チャイムが鳴ったら、娘の担任の先生でした。

私、そしたらその辺歩いてきます・・・。

とおっしゃったのですが、小学校の先生とは、息子がギャングエイジそのものだったし、それに先生の息子を見る目も知っていたので、

小学校には私、息子がやんちゃなんでしょっちゅう行って、先生とお話してますよねえ・・・。

と言っていたのでした。

奇しくもその三人は同級生でした。小学校の先生と中学校の先生と元高校教諭でその当時は予備校講師の私。

その時に思っていたのは、私の方がいろんなところを渡ってきているし、子どもも大きいから人生経験は私の方がきっと多いわ!という何とも不遜なものでした。
そもそも女性の方があれこれあるものだと思います。
等質ではない人間関係を渡るのは女性の方です。
その頃には結構あれこれ経験していました。

なんだか娘の話をすることができなくて、これから仕事をするにはどうすればいいか?など、先生のご専門に近いところの話をしていたのでした。
もしかしたら、本当にもしかしたら、当時の私は、子どもの育ちに一番重要なのは家庭だと思っていて(これは今も同じ思いです。学校は社会。育てていただく場です。)、学校に期待するよりも、自分たちでできていないことを思うところが多かったのでしょう。
およそできた母親でもなかったろうし・・・。

さんざん、あれこれ話した後で、先生が、恐る恐るというように、

あのう、学校に対して何か意見というか、苦情というか、ありませんでしょうか?人間関係とか・・・。

とおっしゃったのです。

ありますよ。女の子ですから。
もしかして、先生、知っておられたんですか?

とお聞きしました。

娘がいじめられているな、と思ったのは、ある日、夕飯が終わった後、食器洗いをしていた時に、目の前のカウンターから乗り出して、笑いながら、娘が話し出した時のことでした。
話の内容から、

あ、いじめられてるな。

と思いました。
でも、誰にだって尊厳があります。
自分がいじめられているだなんて思いたくないだろうし、みじめな思いになりたくないだろうし、前向きなこととしてとらえられないだろうか?
そんなことが一瞬にして頭を巡りました。
意外な言葉が口を突いて出ました。

ああ、それは学費を払ってでもしておかなくちゃいけない経験ね!

自分でも意外でした。

ママなんて、女子高も女子大も出てないから、そういうところであれこれあるっていう経験がなくて、女心が分からないのよ。叔母ちゃんの気持ちもおばあちゃんの気持ちもわからない。社宅でもそうよ(彼女は私が女性の世界で、どういう目に遭ってきたかを知っていました。単純に私が異質だっただけですが。(笑))。女心が分からないのよ。だから今のうちに経験しておいた方がいいのよ。でないと、ママみたいに、こんな年になって悩むことになってしまって・・・。

単純なところは私に似ている娘は、いきなり明るい顔になり、きっと、目の前にいる母が苦労しているんだから、中学生の自分にそういう経験があることの意味を違った方向に捉えてくれたのだと思います。
それにしても、ずいぶん自分の人生を売ったような表現をしたものです。私は年取ってるのに、ダメダメ人間ですと言ってるみたい・・・。(笑)
その直前に、娘はずいぶんと婚家での私を、私がどうしてもしなければならないことについて助けてくれていたのです。だから大変さも知ってくれていたので、分かってもらえるように話すのは簡単でした。

それから娘は毎日同じように食器洗いをしている私のところにやって来て、やはり同じようにカウンターから身を乗り出して報告してきました。

今日ね、トイレに入ろうとしたら、みんなで私を見て、ゲラゲラ笑ってたんだよ。その前をトイレから出て、スーッと歩いて行って、通りすがるときに後ろを向いて、二ッと笑ってやったら、オオーって、後ろにのけぞってたんだよ・・・。

おお、おお、それは100点満点だねえ。そうそうそうして凛としてたら、誰も何もできなくなるから!

話を聞くたび、私の胸は張り裂けそうでした。
可愛いわが娘がいじめられているなんて、辛くて辛くてたまりません。

きっと実家の母もあちこち行って、いろいろ経験している私のことを、胸を痛めて思っていてくれていたことでしょう。
今までの教育や、私のしてきた仕事のことなどを思って、どれほど馬鹿らしい思いもしてくれたことでしょうか。
どれほど心配をかけてきたことかな。
誰にでもその人を大事に思っている人がいるということを思ったら、いじめなんてできることではありません。
いじめる人は弱いなと思います。

でもそんなこと言ってられません。いじめる人が存在する場合は、いじめの構造から脱出しなければ・・・。

そのうち一週間もすると、その話をしなくなったので、ああ、なくなったんだなと思っていました。

そんなこんなを担任の先生にお話ししました。

事はもっと重大だったようです。
クラスで首謀格の女子とそのグループが順番にターゲットを決めていじめており、最後はとうとう男子のグループ対その女子のグループになり、先生はとうとう両方を集めて、

お前ら、それぞれに思っていることを先生の前で言ってみろ!

と言ったそうです。
これではまるで、上司に報告している先生のような話だなと今思いました。(笑)

娘の話では、娘がされていることがあまりにも酷くて、娘のグループの女子が、娘を放っておいて先生に訴えに行ったそうです。
そこで先生はそのことを知ったそうなのですが、娘が音を上げないので、先生としては手を出していいのかどうかわからなかったらしいのです。
それは私もわかります。

あんた、いじめられとんがやろ?

とは言えないでしょう。

私が担任だったらどうするかな?

とは思うけれど、自分の仕事とは別に、母は強いけれど、弱いものです。
もう泣き崩れたい。
本当なら、学校に行って、何とかしてください!と言いたくても、現場を知っているだけに、そんなこと言ってもどうすることもできないことも知っています。
むしろいじめは見えないところで続くだろうし、余計に娘の立場が悪くなるでしょう。
とはいえ、私だってその後、直接表現してしまったこともあります。
聖人君子ではありません。
夫は単身赴任中。
結局事後報告になっただけでした。

ただ、先生が何かをお出来になるとはとても思えないのです。
毎日の教科指導。クラスでの担任としての指導。
一人の生徒にかまっていられるほど時間がおありではないはずです。

ときに、どうしてもらえるかわからないなりに、子どもの目の前で、学校に何かしてくれたと思えるような行動をした方が良かったのかなとも思い出すのです。
夫婦と同様、親子でも、それがどういう結果につながることでなくても、自分を思って行動してくれたという姿を目の前にして、その愛情を感じてホッとすることもあるだろうと思います。

私自身、一人で北陸にやってきました。
そのことについて、ものすごく周りが配慮してくれたということはありませんでした。
これって、格好のいじめる材料だったと思います。とはいえ、そういう構図に入るタイプではもっとありません。
どこかでされていても気づかないだろうな。(笑)
今思えば、そんな簡単な人間関係に真剣になっていったいどうしていたのだろう?と思えるところもあります。
でも、それは知らなければ、それまで経験してこなければわからないものです。
同じ県内での結婚が多くて、それも職場結婚の多い世界で、夫からほとんどサポートもなく、私自身がしっかりしているからという理由で、知識もない中でやってきたのです。逆に夫の会社の奥様方が、私のいた学園の先生方の奥様になったとしたら、右も左もお分かりにならないだろうことは容易に想像できます。
それを相手のせいにする方がおかしい。
私をおかしな人に仕立てることほど容易なことはなかったことでしょう。(笑)

私が生徒の住む寮に住んでいたという事実だけで、教諭ではなくて寮母さんだったことにされたときは心底呆れました。(笑)
それって、寮母の仕事に失礼でもあります。
「ザ・トラベルナース」を観ていたら、寮母の仕事がより素敵に思えてきます。やってみたいと思うくらいに。
第一私には素敵な、当時一緒に暮らしていた寮係さんの友人もいます。

よく言われたものでした。

今でこそ明るい顔して生活しとるけど、最初大変やったと思うよー。

いえいえ、夫関係以外のところで北陸に来て苦労したことはほとんどございません。
自分で、自分だけの人間関係で何かあったとしても、それほどなんとも思わない程度には強いのか、あるいは気付かないのかという程度の人間ですが、とはいえ、夫の仕事が自分の生活に大きく影響する生活では夫の配慮というものが大きかったと思います。

だいたい少数派だという理由だけであれこれ、という方がどう考えてもおかしくないですか?

公開:2024/12/16 最終更新:2024/12/16
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