富山県高岡市にある、国語強化の個別指導塾「チェリー・ブロッサム」

そろそろ県立入試の受験校を決定する時期である。
仮決めで学校に提出していても、その後の最終判断をするべき時である。

昨年もそうであったけれど、今年も、同じようなタイプの生徒さんに対して、全く違った進路指導をした。
この生徒さんは、こっちに行った方が伸びるのではないかな？
あるいは、この生徒さんは、もしかしたら、こちらの方がいいのではないかな？
その根拠も含めて、親御さんも交えながらお話する。

その中で、最近知ったことがあり、その条件があるなら普通科の方がいいかな？と思った生徒さんに、その旨を話した。
そしたらしばらくして、普通科にしました！
と言われて、とんでもなく違和感を感じた。
何だろう？この違和感は？
と思い、親御さんと連絡を取ってみると、同じように感じておられた様子で、私に一任してもらうことをお約束し、また生徒さんと改めてお話することにした。

そしたら、今日、決定した結果を知らせてくれた。
かなり熟考したらしい。
アドバイスとして入学してからについてのこともたくさん入れて話した。

そして、その生徒さんも私も感じたことは、
この時期があって良かった、ということだった。
この時期に、もう一度悩む機会があって、そして真剣に考えることができて良かった。

きっと入ってからの高校生活への意識が違うものになっただろうと思う。
何があっても、あのとき真剣に考えた結果だから・・・、と思ってもらえると思う。
その決意の大きさこそが自分で責任を取るということになるのだと思う。