開校したことでできるようになったことと出会った人々
開校していなければ、今よりはできないままであっただろうし、世間もある意味狭かっただろうと思われることに、ウェブの世界があります。
学校現場にいた頃は、教材作成を家族のパソコンで作っていました。
今は、もう何台も自分のパソコンがある、という状態になっています。
教室用、仕事場用、後はちょっと小ぶりのもの。
その他あれこれ・・・。
どこかからかやって来るのです。
開業した当初は、HPを作成したので、自分のサイトを見るのに不便だから、とスマホに替えたら、男子生徒たちが大騒ぎしました。
だいたい、パソコンの使い方をワードくらいしか知らないくせに作ってしまうという無謀さが私にはあるので、突然、周りが信じられないようなことをするようです。
ホンマですか!?
と私の故郷の関西弁に、わざわざ何もしなくてもいいだろうに、その言葉が不思議さと驚きを語りつくしていました。
思い立ったら、すぐに始めるのです。
その手作りHPのおかげで、業者さんが来られるようになりまして、お付き合いが始まりました。
当然経済系の人たちともお付き合いが出てきます。
そちら方面のセミナーを受講するため、違う意味で、かつてお世話になった富山市にある場所に出向いたこともありました。
それまでの立場では言えないことを一顧客として意見を言ってみたり(今考えても蛮勇としか言いようがありません。そこにいらした女性の社長さんから、『あなたは勇気がある!』と言われてしまいました。(笑))。ほかの人に言ったら、いや、いつもお世話になっている人など、そこに行く、と報告した時点で、ドキドキハラハラしておられました。
学校現場にいたら、生徒さに出会う、その数においてはもっともっと多かったことでしょうが、全く畑違いの人たちとの出会いは、絶対開校したから、多くなっていると思います。
最初は恐る恐る話していたことが、最近ではずいぶんと図太くなり、それなりの立場の人が来られたりすると、背筋がシャキッとするのを感じます。
どこかで、この教室に自分の責任がある。
ほかのところにはない、私個人の責任がある、と自覚しているのでしょう。
1円たりとも無駄には使えない。
大事な生徒さんの受講料です。
それから、自分がよい調子でいるためには絶対的な注意を払います。
健康状態などなど。
どんなに面白い本があっても、次の日の指導を思えば、さっさと早く眠るようにし、しなければならないことは朝にするようにしています。
きれいごとだけでは済まされない面も見てきましたが、相変わらず私は変われません。
先日、ある先生に、
きれいごと好きな私にしては、書けたと思います!という表現に、
一緒に大笑いして、
それはナイス自己分析!
と表現されて、笑えるほど納得していました。
ついでに、そのままでいいけど・・・、というような表現と共に。
というわけで、開校していなければ出会わなかった人の数を一度数えてみても面白いかもしれません。
もちろん、その何倍になるかわからない生徒さんの数も・・・。
いえ、こちらは把握済みです。(笑)