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早く来てくれて、良かったね!―数学 偶然に高1生と出会って・・・。

先日、中三生としてお預かりしている男子生徒のお母さまが、彼を連れて来られたので、ああ、学校の面談の後の、お話だろう・・・、と思っていたら、まあ、彼は学校でも、なかなか調子が良いらしく、それより、来年高3になるお姉ちゃんの進路相談でした。

学校で古典を取らなかったけれど、受験で古典がいるので、チェリーで古典教えてもらえますか・・・?というお話だったのですが、受験古典なら、むしろその方が効率的ですよね、ということで、あっさりその話は終わったのですが・・・。

ひょんなことで、中三生の生徒さんと、そのお姉ちゃんの間の、お嬢さんのことが話題に出ました。
数学が・・・、ということだったので、ふっと気になり、じゃあ、そのお姉ちゃんも来られたらどうですか・・・?と提案してみたのです。

それからしばらくして、二人のお姉ちゃんが来ました。
そのお二人のお友達も以前から通っていたので、馴染むのが早いこと!

それよりなにより、中三の生徒より、今度高3になるお姉ちゃんより、その真ん中の生徒さんの数学、ああ、こんなところでつまづいて、引っかかって、それで数学が苦手になりそうになってたんだな・・・、と心の底から、今、出会ってよかった!と心の底から嬉しくなりました。

私たち教師にとって、今、自分が役立てた!と実感することほど嬉しいことはありません。
今で良かった!
これが高2まで持ち越したら、完全に彼女は数学嫌いになってしまってただろうな・・・、と思ったのです。

ご無理を言うことになるのかと思いながらも、ときに教師の勘は、ものすごく鋭く当たります。

来てもらって良かった!
今、出会うことができて良かった!

心底、そう思っています。

公開:2021/01/06 最終更新:2021/01/06
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