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高岡での予備校・進学塾の取り組みと相談室の支えが進学実績につながった年でした!

お子様の健全な学習の大きな支えとなるのはお母さま方です。
受験指導をする際に、私はお母さま方との対話も大事だと考えています。
それに生徒さんたちと一緒に勉強していて、こころを開いてくれたら、ご自分の思っていること、ちょっとした悩みなどをあれこれ話してくれるようになるものです。
その悩みから、ああ、これがじっくりお話しておいた方がいいな、と思った場合は面談になります。
塾だから、面談と言ったら、成績のことだと思い込んでおられるのではありませんか?
チェリー・ブロッサムは、丸ごとの面談です。
教科指導をしていて、成績が伸びるために必要なら、どんなことでも相談に乗ります。
もちろん、そんなこといいです、というのもアリです。(笑)

だんだん親しくなっていく過程で、将来のこと、どんな勉強をしたいか、学歴感などいろいろ話してくれるようになります。
進学校に行く子たちは、そんなこと考えている暇がない、と思われているかもしれませんが、今年の生徒さんたちは、難関を目指しながらも、人生とは何か?受験で乗り越えるべき自分とは何か?ということをいつも問うていました。
私と大学について結構語り合った生徒もいます。
弟さんへの思いを語ってくれた生徒もいました。
お姉さんの受験の時のことを話してくださったお母さまもいらっしゃいました。
心の中にある、なんで?ということを片付けて、なんで?ということを明確に意識すると、それはモチベーションにつながります。
教科指導だけだと効率的でない場合があります。

今年は他塾からの移籍が多く、また、ほかの塾に見学に行ったけれど、チェリーにしました、と言ってくれる生徒さんもいました。レベルがチェリーだと結構難し目で楽しかったのだそうです。
私も、今年は自分が少々難しいことを話しても着いて来てくれるので、とてもやりやすかったのです。

その中で、嬉しかったのは、親御さんが、櫻井先生と出会って良かった、と言ってくださった方が何人もいらしたのです。
先生のことうちの子大好きで・・・、とも言っていただきました。
ちょうど教室の在り方について考えてきた数年でした。
ほかの方々にもご相談したことがありました。
先生、昔の自分を助けに行きたいんじゃない?と言ってくださった方がいらっしゃいました。
勉強で悩んだ、というよりも、高校に入学して、どうも価値観が合わなかったようで、ちょっと苦しい思いをしたのです。
だから、進学校に入学する子の気持ちがよくわかります。
合格して、おめでとう、と言った先にはもう、高校に入ってからのことを考えてしまっていて、一学期の中間考査までは余裕になるよう、春期講習で何とか教えておきたい、とあれこれ画策してしまいます。

進学校だけではなく、高校に進学して、なんとかその学校と合って、楽しく暮らしてほしい、と願っています。
それでも、進学校特有の大変さには、経験したものとして、なんとも心寄せ、心配もし、なんとか軌道に乗せて、と思ってしまいます。

チェリーにはいろいろな子がいます。
それでも、気持ちに寄り添い、できるだけスッキリした気持ちで勉強してもらおうとするのは同じです。
コーチングあり、カウンセリングあり、そして面談あり、です。
塾生になったら、親御さんの、親御さん自身のご相談もついています。(笑)

私は人様のお話をお聞きするときには、気持ちはフラットです。
とりあえず、いろいろなことは横に置いておいて、目の前のことの解決に努めます。

みんながどこかに心を軽くする場所を持っていてほしいのです。
だから、数年前相談室を設けました。
私は結構何でも話しているようで、その話の核心は絶対に話しません。
お話をお聞きしておきながら、ああ、この人はほかの人にも話してしまうんだな、と思った方もいらっしゃって、びっくりしたこともありました。
人の学歴、職歴、その人の経歴、家庭的ご事情。わかっていることは守秘義務のはずで、私などがお聞きしていいわけもないことまで耳に入り、ちょっと不快な気持ちになったこともありました。
私は、そういうことはしません。
お話して不都合でないことは話しても、絶対に核心は話しません。

勉強だけでいいのもそうですが、今年は、なんだか、うまく機能していたように思います。
要するに、お子さんと親御さんと私の中に対話があったのだと思います。

大学受験も高校受験も、なんだか納得のいくものとなりました。
もちろん結果もそうなのですが、お子さんも親御さんも、上手にチェリー・ブロッサムを使っていただいて、うまく機能していた気がするのです。
数年、あれこれ工夫してみて良かった!と今、心の底から思っています。

何より、受験校を決定するにあたって、お子さんと一生懸命に話し合い、親御さんが、夢があるのなら、諦めるようなことはしないで、仮に滅多打ちに会っても、入ってから満身創痍になっても、逃げずにがんばれ!と励まされ、合格を勝ち取った生徒さんがおられたことが本当に嬉しかったのです。
やっぱり親御さんの力は大きいなあと思います。
また、受験前のお気持ちに対して、私の何気ない言葉から、ご自分の心を見つめて、ああ、こうあろう、と心に決められて努力しておられたお母さまもいらっしゃいました。
それぞれの親御さんが共に努力してくださったことに心底感謝です!

公開:2023/03/18 最終更新:2023/03/18
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