高校受験に向けての学校での三者面談が終わってからの教室での面談やらラインやらお電話やら、そして模試の判定やら・・・。高岡の個別指導塾チェリー・ブロッサム
一昨日、ラインで、あるお母さまから、12月で塾を辞めるーつまりは高校受験の推薦入試の内定が決まった旨ご連絡がありました。
今回の合格にはひとしお、思いがありました。
スポーツ少年の生徒さん。ここでもういつも呼び捨てにして可愛がっていたニュアンスで語りたくなっているのですが、もう教室に来るのがやっとという感じで、何とか週一で通っているという忙しい生徒さんでした。
何とか指導をして成績を上げたい。
少しは上がったとは言うものの、まだまだという感じでした。
なんとなく憎めなくて可愛めが掛かるというか、まあ、大阪弁で言うところの、
しゃあないなあ・・・。
という感じです。
何か言うと、ニヤリと笑っています。その顔がまた可愛い。(笑)
ある夕方、出勤前にお母さまからのラインに気付き、あらら、気づくのが遅かった!と気になり、すぐにお電話しました。
評定を2上げたいから、ご指導よろしくお願いします、とのこと。
なんだか大変そうです。
どうすればいいのかわからず、とにかくお話を聞こうと思いました。
お母さまとお話ししていていると、どうも私が考えたような話ではなく、ちょっと励ましの声掛けをしてほしいとのことだったのに、私は、
さて、補習かな?そしたらみんなを集めなくてはいけないし、個別指導なら、コマをどうして確保しようか?受講料もあるし・・・。
との、さて、大変!な勢いだったらしく、お母さまの口調もだんだん激しくなっていき、とうとう、
先生、怒っていらっしゃるから!
とのことでびっくりしてしまいました。
なんで私が怒っていると感じられたのだろう?
と思い、自分を振り返っていました。
11月というのは、だいたい予備校勤務だったりしたら、こちらも先が見えてくる時期なので、ここが分岐点、とばかりに、だいたい毎年3人くらい、まあ言ってみれば泣かせるほど喝を入れます。
教室ではそれほどでない場合もあります。
予備校などでは、他に生徒もいてそれなりにフォローもしてくれたりするからです。
そういう意味ではどうも11月くらいが一番こちらもモードが変わる時期のようです。
それは自覚もあって、いつも母に着いて行く病院でのお話も、どこか柔らかさがなくなって、事務的というか、事柄的になっているのでは?と気を付けていたりします。
どうしたって、年度の前半と後半では、私の人格そのものも変わらざるを得なくなります。
それが受験というものです。
その違いにびっくりされたのかもしれません。
とはいえ、評定を上げなければなりません。
それは中三生は誰しもそうなので、急遽、全員について期末考査前に補習をすることにしました。
評定を上げるには?
全員の評定を聞き出し、この度絶対に上げなければ、という生徒数人に対して、美術と音楽について絶対に上げることを決意しました。
そこで、美術の範囲を聞いてみると、なあんと大好きなピカソ!
しかも昨年読んだ原田マハ作『暗幕のゲルニカ』の中で読んだので、名作「ゲルニカ」制作の背景も知っています。
女性関係の激しいピカソの、その時期を支えた女性のことまで知っています。
これは語ろうではありませんか!?
それに、音楽も、同じく私がかつて中三の時に習った、「帰れソレントへ」など数曲知っている歌ばかりが範囲になっています。それに音楽記号。
私に任せてよ!状態です。(笑)
ピカソの愛人ドラ・マールについては若干語り過ぎてしまった、いやそうでもないとは思いますが、まあそういうきらいはあるにせよ、時代背景も語り、なぜ牛が大きな目から涙を流しているのか?などと語り、それから音楽は音楽記号のニックネームまで話し、
指揮者が、リット!と叫んだら、ゆっくり演奏するのよ!
などと私の情感を込めた歌唱付きで解説しておりました。
結果、彼らの今回の筆記試験の点数は、恐ろしく良いものでした!
とはいえ、その間、その件の生徒は、友達から、
お前が勉強頑張っとれば、今頃あたふたせんで済んだのに・・・。
と言われておりました。
もちろん私も圧を掛けました。
どうも、あなたがサボっている分、私がお母様に叱られている気がするんだけど・・・?今度私がお母様に叱られたら、あなたただでは済まないからね!
と数回言いました。
ああ、これは脅迫罪になるのだろうか?ウソウソ。
そのたびに彼は、ニヤリと笑って、頭をゆっくりと、ウンウンと上げ下げしていました。
おとといのラインでは、なんと評定が4も上がったらしく、
おおお、あの、おかしな指導が思い切り生きたというわけね!
と嬉しくなりましたが、他のお母さまとその時の指導の話をしていて、大笑いになり、
なかなかその場を想像すると、カオスですよね!
とのことで、確かに補習の時間に、横で真剣に社会などを勉強している生徒さんもおられて、おかしいと言えばおかしかったのです。
とりあえず、戦略を考えて、何とか、というさなかにいるときは周りなど見えません。
そのお子さんが内定をもらわれたとのことで嬉しかったのです。
面談ではちゃんと志望校を決定することができました。
そして夜には、他の生徒さんのお母さまから、学校の個人面談で、思っていたところより高い所を受験することができそうだということになったとのことで、嬉しそうなお電話がありました。
遠方から通っておられるのに加え、乗馬に一生懸命で、本当にいつ勉強する時間があるのだろう?と思ってきた生徒さんでした。
夏休みに何とか軌道に乗ったかな?と思っていた矢先に国体出場が決まり、それはそれでおめでたいことながら、その後の勉強が心配だったのでした。
行けるところに・・・、というお話になった矢先のことでした。
お母さまと何度か面談を重ね、電話でもお話ししてきました。
ちょっと私が、
○○高校も聞いておいてもらえます・・・?
と言っていたことを、ちゃんと担任の先生に聞いてくださったのでした。
どうも偏差値だけでは語れない、いろいろな要素もあるので、今までの受験指導の経験から、偏差値からではなくて、受験させてもらえるのでは?と思ったのでした。
お母さまは、そんな学校の名前、言っていいのかしらん?と思っておられたところ、勇気を出してお尋ねになったようでした。
今年は非常に順調に進路や志望校が決まっていきます。
明日から本格的に冬期講習が始まります。
今日は通常授業で受験生が集まります。
テキストも順次、様子を見ながら作成していきます。
宿題用テキストは用意しましたが、今回は、それぞれが苦手なところについて、徹底強化をするために、そのときそのとき気付いたことから修正を掛けながらテキストも作っていきます。
新たな取り組みもありながらの冬期講習になりそうです。
でも、こうして書いていると、結構ドラマがあるものです。