ブログblog

受験前のランチ

「先生、今日、時間ありますか?」とメールが来ていた。
保護者の方からのメールだった。

ランチをして、お話して、帰りにコーヒー豆を買いに行ったら、そこで電話が鳴った。
明日、受験する子のお母さまからで、生徒さんが、私と話をしたい、とのことだった。遠方から通ってくれている生徒さんだから、「高岡の先生と話したい。」という表現だったそうだ。
受験一日前。国語が苦手でチェリーに入られた。地元で、ずっとほかの塾に通っていた生徒さんである。
何度も何度もお母さまとも教育について、あるいは若い頃の話(バブルの時に青春時代を送ったり、就職活動をした世代。)をしたり、いろいろお話した。その塾の先生も、私に関心をお持ちになっていらっしゃるとか・・・。
以前は国語の問題を解くのが精一杯だったのに、最近は時間が余るようになってきたから、その時間で見直しをしようと思うけれど、どんな風に見直しをしたらいいか?という質問だった。あれこれ答えた。心構えと共に・・・。
お母さまは、苦手な国語に対して、そのような発言が出たことに驚いておられたそうである。

毎年、受験生の色が違う。
昨年は、前日までびっしり指導していた。
一日目の夜に指導していた年もあった。
今年の生徒さんは、みんな、前々日で自習も終わった。
それぞれの自主性も、自立しようという想いも、尊重したい。

もちろん、大人の目で、教師の目で、生徒の判断にばかり任せていられないときには、こちらから、ほぼ強制的に、ということもあるけれど・・・。

公開:2019/03/07 最終更新:2019/03/07
ページトップへ